VSVTuber実務ノートSTARTUP FIELD MANUAL
第15章進捗 0 / 24章を検索

目次 / 制作

CHAPTER 15

ソフトと素材を運用可能にする

設定と利用条件を失わないフォルダ構成、素材台帳、更新・復元手順を作ります。

読了目安 4〜7分

判断材料と作業用モジュール

設定と利用条件を失わないフォルダ構成、素材台帳、更新・復元手順を作ります。 この章では「素材台帳はファイルと権利を結ぶ」を先に小さく試し、素材台帳・版一覧・復旧記録へ判断根拠を残します。

VTube Studio解説記事の画面
画像引用:五十鈴とりいのVTuber制作ブログ — トラッキングソフト導入の参考
VTuber_Project/├─ 01_model/  本体・設定・ライセンス├─ 02_obs/   シーンコレクション├─ 03_assets/  背景・BGM・SE・フォント│ └─ source.csv 作者・URL・条件・取得日├─ 04_streams/ 台本・サムネイル・記録└─ 90_backup/  復元確認済みバックアップ
素材台帳
素材最低限残す情報
BGM/SE作品名、作者、URL、クレジット
背景/小物配布元、改変・商用可否
フォント配信・動画・ロゴ・グッズの範囲
モデル制作者、契約、版番号、更新履歴

判断を確かなものにする実務メモ

素材台帳はファイルと権利を結ぶ

画像、音源、フォント、プラグインごとに、入手元URL、作者、ライセンス、取得日、利用先、改変内容を記録します。ダウンロード名を変える場合も元名称を残します。「フリー素材」という分類だけでは再確認できないため、配信・動画・収益化で利用可能かを個別に記載します。

更新は本番直前に行わない

OS、トラッキング、配信ソフト、プラグインの版を月一回記録し、更新前に設定と素材をバックアップします。重要な配信の前週は版を固定し、更新が必要なら複製環境で録画テストを行います。自動更新を切るだけでなく、セキュリティ上すぐ適用すべき修正の判断経路も決めます。

復旧試験でバックアップを完成させる

保存した設定を別フォルダへ戻し、シーン、音声経路、ショートカット、素材リンクが再現できるか確認します。クラウド同期は削除も同期することがあるため、世代の異なるオフラインコピーを一つ持ちます。復旧に必要なアカウントと二段階認証の手段は、配信PCだけに置きません。

この順で実行する

  1. 1モデル・OBS・素材・配信を分ける
  2. 2素材の作者・URL・条件を記録する
  3. 3更新前バックアップを作る
  4. 4復元テストを一度行う

素材台帳・版一覧・復旧記録には、「素材台帳がある」、「設定を退避した」、「復元できた」を確認した日付と証拠を添えます。別の日に「ソフトと素材を運用可能にする」の手順を再現できた時点を、この章の完了とします。

この章の完了条件