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CHAPTER 08PCと回線の基準を決める
ゲーム・トラッキング・OBSを同時起動し、実際の負荷と上り回線から設定を決めます。
読了目安 4〜7分
判断材料と作業用モジュール
ゲーム・トラッキング・OBSを同時起動し、実際の負荷と上り回線から設定を決めます。 この章では「実配信と同じ負荷で測る」を先に小さく試し、負荷計測ログと縮退設定へ判断根拠を残します。

| 用途 | 先に見る | 不足時の対処順 |
|---|---|---|
| 雑談 | 追跡安定・音声 | 解像度→FPS→モデル負荷 |
| 2Dゲーム | エンコード負荷 | ゲーム上限FPS→画質→配信解像度 |
| 3Dゲーム | GPU使用率・VRAM | ゲーム設定→モデル描画→出力 |
| コラボ | 上り回線・通話遅延 | 有線化→帯域→通話品質 |
CPU/GPU長時間90%張り付きにしないフレーム落ちOBS統計で原因別に確認上り帯域実測最小値に余裕を残す
判断を確かなものにする実務メモ
実配信と同じ負荷で測る
配信ソフト、トラッキング、ブラウザ、ゲームを同時に動かし、30分以上の録画でCPU・GPU負荷、メモリ、温度、描画遅延、ドロップフレームを記録します。単体のベンチマーク値では、シーン切替やブラウザ素材の負荷を再現できません。問題が出た時刻と、その時の操作をログへ残します。
上り回線は揺れ幅を見る
速度測定は時間帯を変えて複数回行い、平均ではなく最も低い上り速度とパケット損失を確認します。可能なら有線接続を基準にし、同居機器の大容量通信がある状態も試します。配信設定は測定上限ぎりぎりにせず、音声と映像を維持できる余裕を残します。
故障時の縮退構成を作る
高負荷のゲーム、背景動画、複数のブラウザソースを外した軽量シーンを一つ用意します。回線が不安定なら解像度やフレームレートを落とす順番を決め、設定値をスクリーンショットに残します。再起動後に同じ環境へ戻せるバックアップが、最高画質より先の完了条件です。
この順で実行する
- 1本番構成をすべて起動する
- 230分録画してOBS統計を確認する
- 3同時間帯に上り速度を三回測る
- 4一段軽い退避設定を保存する
負荷計測ログと縮退設定には、「30分録画が安定した」、「上り最小値を記録した」、「退避設定がある」を確認した日付と証拠を添えます。別の日に「PCと回線の基準を決める」の手順を再現できた時点を、この章の完了とします。